8月22日(日)テクテクは株式会社ゼンリンと共催で、地図を活用したプログラミング教材「まなっぷ」を使ったオンラインイベントを開催いたしました。今回のテーマは地元のおすすめスポットの地図を作ることです。コロナ禍で遠方への外出が難しい昨今、お子さまたちが住む地元の紹介をテーマにすることで、今一度地元の魅力に気づいて頂こうという想いで企画しました。当日は親子6組が集まり、およそ3時間、たっぷりとプログラミングを体験しました。
最初に、オンライン会議アプリのZOOMの使い方を練習したあとは、先生の説明を聞きながら実際にまなっぷを操作していきます。さまざまなブロックの役割の説明を聞いて、ブロックを重ねてスクリプトをまとめた後は、おすすめスポットを登録し、事前に撮影した写真を配置して、最後にネコのキャラクター“まにゃっぷ”を動かすという流れです。
参加者の半数が小学校3年生。難易度が高くて、ギブアップするお子さまもいるのではと事前に予想していたのですが、お子さまたちはみなスルスルとプログラミングを進めていきます。
自分なりにブロックの組み方を考え、うまくいかなければ別のやり方を試すことで、論理的思考力が育まれる様子が見受けられました。
約1時間の実習時間を終えた後は、お子さまたちの作品発表。生まれ育った島を案内してくれるお子さまや、近所の神社の歴史もしっかり説明してくれるお子さまもいらっしゃったり、日々の暮らしが伝わってきます。プログラミングを通じて、子どもたちが過ごす日常を自分なりの工夫でプレゼンができるのは、まなっぷならではのことではないでしょうか。そして、みんなで記念撮影をして、イベントは終了。これからお子さまたちは夏休みの最後の日に向けて、今日作った作品をベースにして自由研究を仕上げていきます。
イベントにご参加の保護者様を対象にアンケートを行いましたが、多くのお子さまが初体験ながらまなっぷの学びを楽しんでいたこと、そしてさらに今後もプログラミングの体験を重ねていきたい意欲が確認できました。慣れ親しんでいるご近所の地図とプログラミング学習をあわせて体験でき、お子さまたちはこれからも楽しくSTREAM学習を続けていくことでしょう。
テクテク編集部あとがき
未体験のことであっても試行錯誤しながらチャレンジ。すべての子どもたちが可能性を持っていることを再確認した1日でした。これからテクテクは、こどもたちの最初の一歩をサポートするイベントや情報発信をさらに強力に進めてまいります。ぜひともご注目ください。